○膝の痛みでお悩みだったお客様の症例
お悩み:体重をかけて踏み込んだ時やしゃがむと痛みが出る
60代 男性 建設業
・初回
1年前から膝の痛みが出始めて、少しずつ悪化傾向。踏み込む動作やしゃがみ動作で痛みが出るため、仕事にかなり支障があり、近くの整形外科を受診されました。変形性膝関節症と診断され、注射と投薬での経過観察となりました。
注射を打った翌日までは痛みの軽減もあるが、すぐ痛みが戻るため、他の選択肢も考えたいと当院へご来院されました。
まずは問診と評価を行い、過去に盲腸の手術をしていることもあり、お腹周囲やお尻・もも後方に対して筋膜のアプローチを行いました。
その後の動作確認時に、踏み込みの痛みは消失して、しゃがみの痛みも半分ほどに軽減しました。
生活や仕事に支障がないようになりたいと次回のご予約をいただき、初回の介入を終えました。
・2回目(1週間後)
最初の動作確認時に、踏み込みの痛みは全くなく、しゃがみの痛みは残っていました。経過が良かったので、前回同様のお腹周りからもも後方に加えて、ふくらはぎの筋膜の硬さに対して介入していきました。
その後の動作確認時は、しゃがみの痛みも3/10ほどになりました。治療後は、自宅でもできるような筋膜の硬さケアや、足首の硬さに対するストレッチをお伝えさせていただき終了しました。
・3回目
もも後方のケアを自宅でもしっかりと協力いただいたおかげで、しゃがみ動作も最も深く曲げられるようになっていました。
前回同様の部分に加えて、膝周囲の硬さの気になる部分を丁寧に介入しました。介入後のしゃがみ動作では、痛みはなく膝前側の張り感のみとなりました。
これくらいならしっかりと仕事ができそうと喜んでいただきました。
最後にセルフケアを1つ追加して終了しました。
・スタッフからメッセージ
まだまだ元気にお仕事を続けたいという目標に対してお力になれて大変嬉しく思います。今後もお仕事や生活でお身体に負担がかかってくると思いますので、セルフケアを継続していただき、引き続きサポートさせていただければと思います。